事務 運営管理本部 Cさん

医療や福祉と関連がない理系の大学に通っており、当初医療業界は志望していませんでした。ですが、直接お客様と関わり喜ばれるような仕事がしたいと考え、理系の枠を超えて探していたところ、出会ったのが健康診断の道だったんです。
医療の専門的な知識がないところからのスタートでも、同友会には健診事業の運営管理など幅広い業務があり安心しました。

放射線技師 巡回健診本部 Eさん

同友会に入ったのは教育方針に共感したから。医療系の学校に通っていましたが、この業界はいきなり現場に立っても通用しないことばかり。ですから、経験があまりない状態で「ひとりでやってください」と言われないか心配だったんです。
ですが、説明会で「1年間はずっとひとりの先輩がついてくれる」と聞いて。それが大きな決め手でした。
実際、いろいろなモダリティ（機械）があるのですが、常に専属の先輩が見ていてくれるので相談しやすいです。自分を見てくれている先輩の意見なら信頼できますし、途中で誰の意見を聞けばいいか迷うこともありません。さらに「この質問はほかの人がもう聞いているかも」と気を遣うこともなく、わからないことを自分のペースで解消できます。

Fさん

企業に出向いて健康診断を実施するのが巡回健診。採血のほかレントゲンなど、臨床検査技師や放射線技師しかできないこともありますが、受付、身長・体重の計測、視力検査などは一般職でもできます。
現場責任者である班長はまさに巡回健診の要。人の流れを見ながら各会場を調整し、効率よく進めて時間内に健診を終わらせる重要な役目を担います。
そのほか、企業の担当者と健診会場の決定やバスの乗り入れ方法などの細かい打ち合わせもあり、コミュニケーション能力を駆使しながらスムーズな健診が進められるようコーディネートしていくのが仕事です。

Aさん

営業（渉外）の仕事は、検査内容や日程についての打ち合わせ、見積書の作成、検査キットの手配、健診後の請求確認などが中心です。
事業としてたくさんの人に健診を受けてもらうためにはきちんと利益も確保し、採算性を気にしながら仕事をしなければいけません。お客様の求める健診内容と予算の間でうまくバランスをとりながら調整するスキルが求められます。
また、健診は実施する企業ごとに担当営業が必ずつき、当日は担当者と打ち合わせて決めた内容に沿って行います。イレギュラーな出来事が起きたときは運営スタッフと連携して対応します。

Bさん

クリニックに来訪したお客様をお迎えし、問診票をもとに各検査会場へご案内する業務です。職種としては事務ですが、エクセルやパワーポイントなどの操作に慣れていなくても大丈夫です。医療事務の資格は必要なく、医療の知識も専門的なものは求められません。
代わりに重視されるのが接遇力。お客様は検査中に不安を感じることが多いので、リラックスできるような接客・接遇を目指します。

Cさん

運営管理本部の業務は、巡回健診が問題なく企画・実施されているかの確認や、申請に必要な書類の作成を中心に行います。そのほか、どうすれば健診の受診者を増やせるか実績データをもとに分析し、施策を考えて提案することも重要な仕事です。
また、スタッフによっては運営管理業務と並行して、社内のDXを推進する取り組みなどの部署を跨いだプロジェクトにも関わります。

Dさん

臨床検査技師は基本的にクリニックと巡回健診の両方で勤務します。巡回健診は心電図検査がメイン。1対1で教育担当者とメンターがつきます。クリニックへ異動後は初日から超音波検査の機械に。腹部の超音波検査の場合、完全に独り立ちするまで現場でしっかり経験を積むことができます。
独り立ちして半年ほど経過したら、乳房の超音波検査研修をスタート。成長スピードに合わせて腹部、前立腺、頸動脈、乳房の超音波検査ができるように。その後は甲状腺も習得可能です。
検査数の多い恵まれた環境で技術を習得できることが特長です。

Eさん

放射線技師は巡回とクリニックで習得ペースが異なります。巡回の場合は1年目の1ヶ月ほどで胸部レントゲンがひとりでできるように。先輩の撮影を見本として見つつ、ポジショニング、登録……と段階を踏んで習得していきます。
胸部レントゲンがある程度できるようになった段階でマンモグラフィへ。教育係に手順を見せてもらいながら1対1で学びます。胸部を挟む技術の習得とともに、質問への的確な回答を覚えることも大切です。
その後は胃部レントゲンを学び、2年ほどで放射線技師の基本的な技術をすべて習得できます。